蜂から摂れる栄養とは

我々人間が蜂から得ている「蜂の子」や「ローヤルゼリー」は、様々な健康効果が期待できる食品です。
それでは、蜂の子とローヤルゼリーは、それぞれどういったものなのでしょうか。

蜂そのものから栄養を得られる「蜂の子」

蜂の子とは、その名前に違わず「蜂の子供」を巣から採取したものです。
うねうねとしたいわゆる幼虫と、成虫へ変態する過程であるサナギも、蜂の子に含まれます。
サプリメントとして錠剤やカプセル剤になっているものや、調理過程を経て、料理として提供されるものもあります。
蜂の子として幼虫が採取される蜂は、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ、クマバチなど多種多様です。
この中で特筆すべきはミツバチです。
ミツバチの幼虫を原料とした蜂の子は、雄の幼虫を使用している可能性が高いのです。
雌のミツバチは、働き蜂として、後述のローヤルゼリーやプロポリスを生成する能力があります。
一方の雄は主に生殖を目的として成長するので、雌蜂たちのように何かを生成することはないのです。
雌蜂を採取してしまうと、有用なローヤルゼリーやプロポリスが生成されなくなるので、大抵は雄を蜂の子として採取するのです。

超高栄養価なローヤルゼリー

ローヤルゼリーはミツバチによって作り出されます。
働き蜂たちは花粉や花の蜜を集めて巣に持ち帰ると、若い働き蜂へとそれを引き継ぎます。
働き蜂は花粉や蜜を体内へと取り込み、タンパク成分などと混ぜ合わせて合成を行い、ローヤルゼリーを生成します。
体内で作られたローヤルゼリーは、下咽頭線を通って体外へと排出されます。
こうして完成したローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べられる食料として、女王へと献上されることになります。
女王蜂は孵化した瞬間から生涯にわたってローヤルゼリーだけを栄養源とします。
雌蜂の中で唯一産卵を行う女王蜂が、産卵に耐えうる強い体や、長い寿命を得られるのは、全て栄養価が抜群に高いローヤルゼリーを食しているおかげです。
いわばローヤルゼリーは、女王蜂専用の超高栄養食品なのです。
栄養の高いローヤルゼリーは、人が摂取しても有効であり、健康食品やサプリメントとして高い人気を誇っています。
採取したそのままの生ローヤルゼリーや、錠剤などに加工されたもの。
また他の食品と混ぜ合わせることで、食べやすいように工夫された調整ローヤルゼリーなど、多くの製品が販売されています。