7月21日に開催された東京プライド臨時総会の模様を、ご報告いたします。
7月21日、中野区の公共施設で東京プライドの臨時総会が開催されました。
定刻14時、総会開催日現在の議決会員数(56名)のうち、出席者と委任状の数が3分の1を超えたので、総会の成立が宣言されました。出席した議決会員のうちから議長と議事録署名人を選出したのち、議事に入りました。
まず前回の総会(2007年11月臨時総会)後の活動報告、人事報告、および2007年の会計報告が、事務局長より行なわれました。
つづいて、現在の4名の理事より、東京プライドの再建方針について提案が行なわれました。
理事からの提案の骨子は、
というものです。
この提案をめぐって活発な討論が行なわれ、いくつかの修正案も出されました。
討論は途中、休憩をはさんで長時間に及びましたが、会場使用時間の関係もあり、16時45分、議長は討論の打ち切りを宣言し、採決にはいりました。
理事提案の重大さにかんがみ、今回の総会での採決自体を延期してはどうかとの意見もあったため、まず採決を行なうかどうかの投票が行なわれました。
議場が閉鎖され、現在数が確認されたところ、個人委任をふくめて29票でした。 投票は挙手によって行なわれ、採決を行なうことに賛成のものは21票でした。
これをうけ、議長はまず理事提案を採決にかけ、否決された場合には修正案の検討を行なうことを予告して、おなじく挙手による採決に諮ったところ、理事提案を可とするものは21票でした。
議長は理事提案の可決を宣言し、総会は17時に閉会しました。
総会には、議決権のない会員もあわせて、およそ40名ほどが参加しました。
総会での理事提案の可決をうけて、現在の4名の理事は、7月31日をもって辞任し、他の役員(監事、顧問)は同日の会則停止によって自然解任することとなりました。
また、会員のみなさまの名簿は、消滅する理事会から再建検討委員会に引き継がれ、検討委からのお知らせなどをお送りすることに使用されます。今後のご連絡を望まない場合などは名簿からの抹消をいたしますので、東京プライドウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。
臨時総会の議事録は後日起草され、儀長ならびに議事録署名人の認証、署名を得てウェブサイトにおいて公開されます。
また、総会に報告された2007年会計報告も、議事録公開にさきだって、近日、ウェブサイトにおいて公開されます。
臨時総会の報告を終えるにあたり、末尾になりますが、総会で選出され、会員各位のご信任を得て理事をつとめさせていただいた身として、今回のこのような事態になりましたことに、あらためてお詫びを申し上げるとともに、就任以来のご支援とご理解に、あつくお礼を申し上げます。
今後の東京プライド(検討委)からのお知らせは、検討委に引き継がれる東京プライドウェブサイトや関連SMSへの掲示、また旧会員名簿への配信をもって行なわれます。今後ともご注目、ご支援いただければさいわいです。
※この報告へのご意見やご質問は、このウェブサイトのお問い合わせフォームから承ります。
野宮亜紀、永易至文、おかべよしひろ、高橋長久
東京プライド総会は、下記のとおり議決する。
1)現行会則を2008年7月31日をもって停止し、会則に規定された会員資格およびすべての会議と役員の権能を停止する。権能停止中の理事会にかわり、8月1日より「再建検討委員会」(以下、検討委)を設置する。
2)検討委は、別表の名簿によりこれを構成する。委員は連帯して東京プライドを代表する。
3)検討委は、東京プライドの再建について検討する。また、東京プライドの財産について管財人としての任務にあたる。
4)検討委は、検討のために必要な者を会議に参加させることができる。また、全委員の同意により新しい委員を増員することができる。
5)検討委は、旧会員を中心としたコミュニティに対する検討状況の発信につとめ、また、意見交換会などの機会を設けることにつとめることとする。
6)検討委は、2008年末をめどに再建の方向性をまとめることとする。
以上
今回の提案をするにあたって、まず最初に、現在の理事4名は、これまでに至る事態の責任を明確とするため、あらためて会員の皆さまにお詫びを申し上げるとともに、ここに理事職の辞意を表明致します。
次に、これにあわせて、今後の東京プライドの再建について、上記の決議事項案を総会にお諮りしたいと思います。以下に、その趣旨をご説明申し上げます。
まず、これまで東京プライドの運営を担ってきた理事会に代えて、東京プライドの前身である、2000年から2002年までの東京レズビアン&ゲイパレードの実行委員長をメンバーとする再建検討委員会を設置し、検討をゆだねることを提案します。
これは、東京プライドの創設時点に立ち戻って、二度目の「設立発起人会」を作るようなものと考えていただければわかりやすいかと思います。そして、この検討委員会に今後の東京プライドの再建を一任することをお願いする次第です。
また、再建の方向性をできるだけ広く考え、柔軟な検討を可能とするために、現行の会則を停止することを提案いたします。
東京プライドは2005年に設立され、2年の助走期間ののち、2007年2月に設立総会を行なって会則と会員制度を定め、コミュニティに立脚した開かれた組織として活動を進めてまいりました。しかし、現状では、理事定数の充足、総会開催による会員意志の確認といった、会則に定められた手続きを進めていくことが過負担、かつ事実上困難な状態であり、「会則に会の体力がついていかない状態」となっています。このため、現行の会則を停止し、できるだけ白紙の状態からの再建策の検討を行なうことを提案いたします。
東京プライドという団体(名称)は今後も存続しますが、会則の停止によって、会員は存在しない形となります。現行の会員資格は、2007年2月の設立総会から1年間を有効期限とし、2007年11月の臨時総会でNPO法人成立総会まで延長とされていますが、この第1期の会費の有効期限についても、会則の停止をもって終了とします(途中入会者の会費についても同様です)。
また、理事はプレリュードなど残余事業が終了したあとの7月31日をもって辞任し、理事以外の役員(監事・顧問)は、同日の会則停止をもって自然解任とします。
8月1日に発足する検討委員会は、消滅した理事会に代わって東京プライドの代表権を行使し、財産(現預金、事務所賃借権、備品等)の管理にあたり、旧会員名簿を保管します。名簿は、検討委からのお知らせのための連絡網として使用されますが、希望者は名簿からの抹消を申し出ることができます。
代表権の行使については、検討委員長は置かず、検討委員が連帯して代表権を行使します。検討は、別表名簿の委員によって行ない、検討のために必要な者を会議に参加させることができます。また、全委員の同意により新しい委員を増員することができます。
さらに、検討に役立てるために、活動実績や見識においてすぐれた方にアドバイザーをお願いし、随時ご意見を伺っていきます。現在、別表のかたにご内諾をいただいています。
検討委員会は、2008年末をめどに、東京プライドの再建の方向性をまとめることとします。
辞任を表明する理事としては、今後の方針を総会の発議・検討に委ねるのが本来ではありますが、組織の再建に向け可能性を示すことが責任を果たすことになると考え、ここに検討のたたき台としてご提案を示すものです。
なお、この提案を行なうにあたっては、検討委に就任を予定されている現顧問の方々ともご相談をいたしました。理事としての資格は消失しますが、決議事項4の通り、検討委員会からの要請があった場合には、会議への参加等を通じて再建に協力する所存です。
以上の提案趣旨をご理解いただき、会員各位のご賛同をお願い申し上げるしだいです。
砂川秀樹(東京レズビアン&ゲイパレード2000実行委員長)
福島光生(東京レズビアン&ゲイパレード2001実行委員長)
関根信一(東京レズビアン&ゲイパレード2002実行委員長)
生島嗣氏(NPO法人ぷれいす東京運営委員長)
大江千束氏(LOUD代表)