設立の経緯
2000年に復活した東京レズビアン&ゲイパレード(現在の東京プライドパレードの前身。TLGPと略)は、2003年、2004年と2回にわたり開催が見送られました。しかし、その間も、再開を望む声が強く聞かれ、2000年から2002年にパレードにかかわったスタッフのあいだでも、「再開させなければ」という思いが次第に強まっていきました。そして、2004年秋、過去のスタッフ経験者の有志が集まって、「準備会」を結成し、新しい組織作りに向けて話し合いを重ねました。その中で、以下のような、問題の確認と解決の方向性の共有がなされました。
2000年に復活した東京レズビアン&ゲイパレードは、毎年、実行委員会を結成し解散するという組織形態をとっていたために、スタッフの経験やネットワークが必ずしも翌年へ伝達、継承されていなかった。
また、その年の実行委員長が、実行委員会の結成や運営の責任を一身に引き受ける形であったため、実行委員長の個人的資質への依存度が高い状態が続いていた。そのことにより、安定した継続的な開催が難しくなっている。
よって、パレード開催の母体となる継続的に存続する団体の結成が必要であり、また、実行委員長の重荷を軽減し、同時に、これまで実行委員が滅私奉公的な働きにより疲弊していた状況を改善しなくてはならない。
そして、母体を結成することを決定、準備会のミーティングで合意を経た手順を踏んで、砂川秀樹(2000年TLGP実行委員長)が団体の代表に就任し、団体の理事として、過去にスタッフを務めた者の中から中田たか志、野宮亜紀、濱井健至が就くことになりました。そして、理事が委嘱するという形で、2005年のTLGP実行委員長におかべよしひろが決まりました。その後、理事と相談しつつ、おかべ実行委員長が中心となって「東京レズビアン&ゲイパレード2005実行委員会」が組織され、みなさまのご協力を得て、東京レズビアン&ゲイパレード2005実行委員会を無事再開することができました。
母体となる団体名は「TOKYO Pride(以下、東京プライド)」と名づけました。「Pride」という言葉は、世界の性的少数者関連のイベントなどで最もよく使われる名前の一つです。その団体の中に、毎年「東京レズビアン&ゲイ・パレード実行委員会」が形成される形になります。
2007年2月には、会則などを整備し、会員制度と、会員による総会で選出される理事会など役員の体制が整えられました。
東京プライドは現在、より公益性に裏打ちされた団体として社会的責務を果たすため、2007年11月の臨時総会決議にもとづき、東京都に特定非営利活動法人(NPO法人)への認証を検討しています。




